2年生は、1月19日(木)にきなこづくりをしました。SOCSスタッフの方を中心に、多気町食生活改善協議会の皆さんやボランティアの方に来ていただきました。今回使わせていただいた大豆は、朝柄の野呂さんに提供していただきました。
子どもたちは、4つのグループに分かれ、それぞれのテーブルで、きなこの作り方を教えてもらいながら、きなこづくりをしました。スタッフの皆さんに煎ってもらった大豆をミキサーにかけて、細かく砕いた大豆をすり鉢に入れ、すりこぎですりつぶし、ふるいにかけました。一生懸命すりこぎですりつぶした大豆をふるいにかけても、1回で少ししかきなこができないことが分かり、子どもたちはとても驚いていました。子どもたちは何度もこの作業をくり返し、きなこを作っていきました。最後には、たくさんのきなこができたので、子どもたちはとても喜んでいました。
ミキサーと並行しながら、石臼の体験も行いました。3人1組となり、石臼を回す人、回るのを補助する人、大豆を入れる人に分かれて、順番に協力しながら、きなこを作っていきました。はじめは石臼を回すのが難しそうな子どもたちでしたが、だんだんと上達していき、慣れてくると1人で回す子もいました。石臼を回すたびに、きなこが横から出てくるので、子どもたちは石臼を回すことを楽しみながら、作業していました。そして、石臼で挽いたきなこと、ミキサーで作ったきなこが完成しました。
給食の時間には、2種類のきなこの食べ比べをしました。子どもたちは、「どっちもおいしいけど、ミキサーで作った方は粒々している」「石臼で作った方が、味が濃くてさらさらしている」などと言いながら、喜んできなこを食べていました。おうちに持って帰るきなこも用意していただいたので、子どもたちはとても喜んでいました。貴重な体験ができて、大満足な1日になりました。