12月8日(金)、SOCSスタッフのみなさんと一緒に、「田園自然再生活動の集い」に参加してきました。
簡単にご紹介します。
①小谷 あゆみさん(農村ジャーナリスト、フリーアナウンサー)「こんなにすごい!田園自然再生活動 地域を美しくするのは耕す人」
中山間地域で現状起こっている、過疎化や後継者問題が注目されがちですが、自らの足で地に出向き、自ら「農体験」をする事で、農業の楽しさを感じ、それらを都会に住む人々や次世代を担う子どもたちにも伝えていきたいということを、お話しされました。これを聞いて、SOCS活動などで勢和小学校の子どもたちにも農業の楽しさを感じてもらいたいな、と思いました。
②水尾 衣里さん(名城大学 人間学部 教授)「ソフトパワーとしての農村景観〜その価値と活用〜」
ソフトパワーとは、魅力によって人を惹きつける事の出来る力のことです。日本は、たくさんの魅力を持つ国です。農村景観もその内の一つです。それなのに、日本人は、農村景観の魅力に気付いていない。農村景観の価値を知らずに、我々の住みやすさを優先し、景観を壊すような物を自ら生み出したりしている。ある一つの方向から見るのではなく、様々な角度から物事を見る力がとても大切だ。そうすることで、魅力を活用することは、いくらでも可能である、というようなお話をされました。このような事は、一昨年度から始めている、デザイナーの丸川さんと協働しながら行っている、6年生の創造授業の内容とかなり近いな、と感じました。