勢和小学校

SOCS活動

日本の伝統食について学習しました(4年生)

11月7日(火)に、SOCSのスタッフの方から、日本の伝統食について教えていただきました。

はじめに、大豆の根の観察をしました。大豆の根には、根粒があり、根粒が大豆に栄養を届けることで、大豆が育っていくこと、また、絵本でわかりやすく麹菌の働きについて教えていただきました。顕微鏡で麹菌の観察をした子ども達は、麹菌の表面にたくさんの毛のようなものがあることを発見し、驚いていました。そして、味噌は何から作られているか、実際の材料を見ながら考えました。味噌は大豆と塩、麹から作られていることがわかった子ども達は、昔から日本ではカビの力を使って味噌などを作ってきたことや、「発酵」や「熟成」の大切さについても学ぶことができました。

最後に、「味噌汁は何からできているでしょう?」と質問された子ども達は、悩みながら、「味噌、具、水」と答えました。SOCSスタッフの方から、味噌汁には実は出汁が入っていることを教えてもらった子ども達は、鰹の本枯節を削る様子を見せてもらいました。初めて見る子が多かったようで、鰹節を削る様子を、興味津々で見ていました。実際にSOCSスタッフの皆さんに味噌汁を作ってもらって、勢和小の先輩が作った手作り味噌と、削りたての鰹節を使った出汁とで作られた味噌汁をいただきました。作りたての味噌汁はとてもおいしく、子ども達は「おいしい!もっと味噌汁が飲みたい!」と話すほどでした。日本の伝統食について学んだ子ども達は、これから大豆畑の大豆を収穫、選別し、冬に味噌作りをする予定です。これからの活動も楽しみです。